Causality

ニキビの8大原因

ニキビの8大原因
遺伝

肌質に関する遺伝

ニキビになりやすい肌質は遺伝する!?

時折、ニキビは遺伝する…といった記載を見かけますが、本当に親から子へ遺伝するものなのでしょうか?こちらでは“ニキビは遺伝”という考え方が正しいのかどうかを検証していきたいと思います。遺伝だから仕方ない…と諦めてしまう前に、事実がどうなのか、ニキビを改善する方法はないのか、とことん突き詰めてみませんか?

そもそもニキビになりやすい肌質って?

まず“ニキビになりやすい肌質”を理解していなければなりません。確かにニキビが多発する肌質、体質というものは存在しており、特に注意するべき要素は3つあります。まず、毛穴が小さいために角栓が詰まりやすいこと、次に代謝機能が低いために肌のターンオーバーが活発でないこと、そして皮脂分泌量が多くニキビの悪化を招きやすいこと…です。これらの条件に合致している方は、ニキビが出来やすい体質であると考えられます。これらの特徴は先天的に遺伝で決まる要素が強く、その意味では“ニキビは遺伝する”という考え方は間違いではありません。

肌質は遺伝…でもニキビは遺伝病ではありません!

遺伝病というのは赤緑色覚異常、血友病といった100%遺伝情報で決まる病気のこと。ちなみに色覚異常や血友病はX連鎖劣性遺伝病あるいは伴性劣性遺伝病と呼ばれ、性染色体のX染色体に異常が生じることで発生する病気。こういった病気は遺伝子異常、染色体異常を持っている時点で先天的に罹患してしまい、現代医学では治癒を望めません。ですが、ニキビについては当然、ここまで深刻ではないのです。他の人よりいっそうスキンケアに気を遣えば、予防、改善していくことは充分に可能。こういったものを遺伝病とは呼びませんし、体質だから…と諦める必要もありません。

生活習慣の遺伝にも注意が必要!

厳密には遺伝ではないのですが、両親の生活習慣を真似てしまうことで、ニキビ体質が遺伝したかのように見える場合があるのです。極端な運動不足は身体にとってストレスとなりますし、夜更かしで睡眠不足が続くと肌のターンオーバーが乱れますから、こういった生活習慣を続けていればニキビは増えてしまいます。さらに炭水化物をとりすぎると皮脂分泌量が増えてニキビの悪化を促進してしまうでしょう。遺伝とニキビの関連を考える上では、肌質だけでなく、こうした習慣的要素についても振り返ってみてほしいと思います。

ニキビ体質と遺伝の関係〜まとめ

ニキビになりやすい肌質というのは確かに存在しますが、遺伝病とは異なり、別に体質だけで決まるわけではありません。仮に肌質に問題があったとしても、適切なスキンケア、治療を行えばニキビ予防は充分に可能です。また、体質的な問題以外に、ニキビを発生させやすい生活習慣を家系的に受け継いでしまう場合があるので、ニキビは生活習慣病だといえると思いますから、肌質だけでなく習慣についても一度、見直してみてくださいね。

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この記事を書いた人
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相澤皮フ科クリニック 院長

相澤 浩/ あいざわ ひろし

新しい「大人ニキビ」というフィールドに、追求心と探究心からのめり込んでいきました。初めての試みに、最初は試行錯誤の連続。それでも、こうして大人ニキビ治療を続け患者様から信頼されているのは、ホルモン研究を続けてきた産婦人科専門医としての経験と実績があるからこそです。産婦人科と皮膚科の両方の知識がなければ、成しえなかった結果です。

ストレス社会の現代では、「大人ニキビ」で悩む人がさらに増えていくことが予想されます。これまでに診察をしてきた初診患者は7万人以上。この貴重なデータをもとに、一人でも多くのニキビに悩む方々のために研究を重ねていきます。

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