イソプロピルメチルフェノール
イソプロピルメチルフェノールによるニキビケア

こちらでは、一部のニキビケア化粧品に配合されている成分、イソプロピルメチルフェノールの効果について解説しています。ニキビに悩んでいる方で日常のスキンケアを見直したい…とお考えの方は是非とも参考にしていただければ幸いです。ニキビのないキレイな肌を取り戻すため、少しでも安全で効果的なケア方法を模索していきましょう。
イソプロピルメチルフェノールってどんな成分?
厳密にいえば、イソプロピルメチルフェノールは美容成分ではなく、殺菌作用のある成分です。一部の化粧品に含まれているものの、多くの場合は防カビ剤、殺菌剤、防腐剤といった役割を持つ添加物として配合されるのが普通。ただ、殺菌作用によって顔ニキビの原因となるアクネ菌を抑えられる上、抗真菌作用(防カビ作用)があることで背中ニキビの主原因となるマラセチア菌までも殺傷することができるために、ニキビケア化粧品に主成分の1つとして配合されています。
問題点も…?
全成分表示が義務づけられる前、厚生労働省はアレルギーなどの害をもたらす可能性がある102種類の成分を表示指定成分として“配合する場合には明示する”というルールを課していましたが、化粧品の指定成分に、このイソプロピルメチルフェノールが含まれていました。ただ、化粧品に配合される濃度は0.1%以下であり、この濃度であれば全く問題はありません。
イソプロピルメチルフェノールによるニキビケア〜まとめ
イソプロピルメチルフェノールは殺菌作用により、ニキビの原因菌であるアクネ菌や背中ニキビの原因となるマラセチア菌を減らし、炎症を抑制する効果があります。ただ、対症療法的なその場しのぎに留まり、予防ケアとしては不適と言わざるを得ません。
相澤皮フ科クリニック 院長
相澤 浩/ あいざわ ひろし
新しい「大人ニキビ」というフィールドに、追求心と探究心からのめり込んでいきました。初めての試みに、最初は試行錯誤の連続。それでも、こうして大人ニキビ治療を続け患者様から信頼されているのは、ホルモン研究を続けてきた産婦人科専門医としての経験と実績があるからこそです。産婦人科と皮膚科の両方の知識がなければ、成しえなかった結果です。
ストレス社会の現代では、「大人ニキビ」で悩む人がさらに増えていくことが予想されます。これまでに診察をしてきた初診患者は7万人以上。この貴重なデータをもとに、一人でも多くのニキビに悩む方々のために研究を重ねていきます。

