外用薬に頼らないニキビ治療

ピーリング治療

古くなった角質を薬剤によって剥がし、新しい肌に生まれ変わるための環境作りをする治療法。ターンオーバーを活性化する働きもあり、顔全体がワントーン明るくなった…といった感想も良く聞かれます。また、内服薬を用いないので、医療機関に行っている間だけで治療が完結するのも特徴。薬の飲み忘れが多い方には嬉しいポイントかもしれません。

メリット

ニキビだけでなく、シワ、タルミといった肌トラブル全体に一定の効果を発揮します。また、古くなった角質層が剥がれるため、角栓が出来にくい状態が一定期間は維持され、当面はニキビ肌に逆戻りする心配がありません。また、ケミカルピーリングの流行により、対応医療機関が多いのもポイント。

デメリット

酸性の薬剤を肌に塗布する方法なので、皮膚に大きな負担がかかります。中には発赤、ヒリヒリ感など、副作用とおぼしき症状を来してしまう方も…。その性質上、敏感肌の方にはまったく向きませんし、すでに赤く炎症を起こしている場合にも適応できません。肌が強い方が、一時的なニキビ治療に用いる方法であり、効果を実感できる人の割合は限定的。

ニキビに悩んでいる方は要チェック!皮膚科クリニック、エステサロンなどで行われているケミカルピーリングの効果を徹底解説しています。1日も早くニキビを治療したいのであれば、まずは各治療法について細かく理解しておくことが大切!

ピーリングによるニキビ治療

こちらでは、ニキビ治療の方法として多くの医療機関で実施されているケミカルピーリングの効果について解説したいと思います。ニキビ治療の選択肢がどんどん広がっていく今、それぞれの治療法について知識を得ておくことは有益なはず。より良い治療法を選択するための一助として、当サイトの情報を活用して頂ければ幸いです。

ケミカルピーリングってどんな治療法!?

毛穴に詰まった角栓や汚れ、古くなった角質層を溶かすのが、ケミカルピーリングです。用いられる薬剤はサリチル酸、AHA(アルファヒドロキシ酸、フルーツ酸)といった酸性の薬品。不要になった角質を除去することで、新しく健康な皮膚が生成される土壌が整います。

施術は必ず医療機関で受けることが大切!

“肌表面に酸を塗布する”というのは簡単な施術ではありません。ケミカルピーリングにおいて効果と安全性のバランスを取るためには細かなpH調整が必須。症状、目的によって細かく濃度を調整する必要があります。実際、厚生労働省は“ピーリングを受ける場合は必ず医療機関で行うのが望ましい”といった通達を出したことがあります。ニキビ肌の方がピーリングを受けるのであれば、必ず皮膚科クリニックを受診して相談するようにしてください。

ピーリングに危険性はないの?

ケミカルピーリングにしても、レーザーピーリングにしても、皮膚表面の0.02mm程度に作用するだけなので、明確な危険があるというわけではありません。しかし、もともと肌は物理的刺激を受けると炎症を起こす性質を持っていますから、酸で表面を剥離させるという物理刺激によって一定の負担がかかることは否定できないでしょう。普段から敏感肌の方、すでに炎症が生じている方の場合、ピーリングの施術は控えたほうが賢明だと思います。あくまでも皮膚の強い方が一時的な“初期の白ニキビ、黒ニキビ”を除去するために受ける施術と考えてください。

ケミカルピーリングによるニキビ治療〜まとめ

ケミカルピーリングは、酸性の薬液を塗布することで古くなった角質を除去し、新しく健康な肌が生まれるのを助ける施術。ただ、皮膚に与える刺激が強いため、肌が弱い方にはオススメできないのも事実です。特に赤く腫れたニキビ、膿んだニキビなど炎症を起こしている部位がある場合、ピーリングは控えるべきでしょう。比較的、肌の強い体質の方や男性が初期のニキビを除去するために用いるのが効果的と考えます。いずれにしてもリスクをともなうのであまりおすすめはできません。

この記事を書いた人
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相澤皮フ科クリニック 院長

相澤 浩/ あいざわ ひろし

新しい「大人ニキビ」というフィールドに、追求心と探究心からのめり込んでいきました。初めての試みに、最初は試行錯誤の連続。それでも、こうして大人ニキビ治療を続け患者様から信頼されているのは、ホルモン研究を続けてきた産婦人科専門医としての経験と実績があるからこそです。産婦人科と皮膚科の両方の知識がなければ、成しえなかった結果です。

ストレス社会の現代では、「大人ニキビ」で悩む人がさらに増えていくことが予想されます。これまでに診察をしてきた初診患者は7万人以上。この貴重なデータをもとに、一人でも多くのニキビに悩む方々のために研究を重ねていきます。

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