炭酸ガスの皮膚への影響
皮膚の活性化と抗炎症効果
炭酸ガスが皮膚から血管に入り込み血液中の二酸化炭素量が増加するとボーア効果によって血流が促進され皮膚細胞への酸素供給量が増加します。
このことにより、小じわ、乾燥肌、キメの細かさが改善できます。
またニキビ痕の皮膚へのダメージ修復や、やけどの傷痕の改善に効果があります。
ニキビとニキビ痕の改善
炭酸ガスにより皮膚表面の皮膚温が上昇し、皮膚の角質水分量が増加す。
角質水分量の減少が原因である大人ニキビの予防や抗炎症効果によりニキビ痕の赤みや色素沈着を改善できます。
※ボーア効果とは
ヘモグロビンは血液内の酸素供給に関与しており、細胞が増殖や分泌を活発に行うために必要な酸素を放出しています。
血管内に炭酸ガスが入り込むことで炭酸ガスが血管を拡張し、組織温が高まることでヘモグロビンの酸素の放出が活発になります。また血管が一時的に酸素不足になることにより体が血流を増加させ血行促進が起こるという一連の現象のことをボーア効果と言います。
【参考文献】
角本次郎 炭酸ガスの化粧品への配合と肌質改善効果に関して
Fragrance journal : research & development for cosmetics, toiletries & allied industries = フレグランスジャーナル : 香粧品科学研究開発専門誌. 43(7)=421:2015.7,p.40-44.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026618757
相澤皮フ科クリニック 院長
相澤 浩/ あいざわ ひろし
新しい「大人ニキビ」というフィールドに、追求心と探究心からのめり込んでいきました。初めての試みに、最初は試行錯誤の連続。それでも、こうして大人ニキビ治療を続け患者様から信頼されているのは、ホルモン研究を続けてきた産婦人科専門医としての経験と実績があるからこそです。産婦人科と皮膚科の両方の知識がなければ、成しえなかった結果です。
ストレス社会の現代では、「大人ニキビ」で悩む人がさらに増えていくことが予想されます。これまでに診察をしてきた初診患者は7万人以上。この貴重なデータをもとに、一人でも多くのニキビに悩む方々のために研究を重ねていきます。

