STORY
相澤院長ストーリー
産婦人科専門医から皮膚科専門医へ
東京医科歯科大の産婦人科で内分泌を専門にしていた頃、「妊娠後期になると、妊婦の肌が美しくなる」という事例を数多く経験。その因果関係を追求した結果、たどり着いた答えが「女性ホルモン」でした。妊娠による女性ホルモンの分泌増加が、皮膚に何らかの影響を与えていることを突き止めたのです。「皮膚とホルモン」のさらなる探求のため、皮膚科への転科を決意しました。
ホルモンバランスの乱れがニキビの根本原因だとわかり、思春期ニキビとは違う新たな病気として「大人ニキビ」と提唱しました。当時、皮膚科医の中にホルモンを研究している医者はおらず、「皮膚とホルモン」に関する文献もほとんど無い状態。「大人ニキビ」とホルモンの関係を系統的に学問づけたのは、私が日本で初めてでした。
ニキビを治したいという強い思い
新しい「大人ニキビ」というフィールドに、追求心と探究心からのめり込んでいきました。初めての試みに、最初は試行錯誤の連続。それでも、こうして大人ニキビ治療を続け患者様から信頼されているのは、ホルモン研究を続けてきた産婦人科専門医としての経験と実績があるからこそです。産婦人科と皮膚科の両方の知識がなければ、成しえなかった結果です。
ストレス社会の現代では、「大人ニキビ」で悩む人がさらに増えていくことが予想されます。これまでに診察をしてきた初診患者は7万人以上。この貴重なデータをもとに、一人でも多くのニキビに悩む方々のために研究を重ねていきます。