ニキビ痕治療
ニキビ痕治療は保険適応になりません。
ニキビより治療が難しく、時間がかかるニキビ痕の症状は
①ニキビ痕の赤みと色素沈着
②クレーター
上記に大別できます。
①ニキビ痕の赤みと色素沈着
ニキビの炎症のダメージ修復の為、毛細血管が増生しヘモグロビンの赤い色素が透けて見えたり、メラニンが炎症部位に集まって色素沈着を起こしている状態です。
②クレーター
炎症が真皮層深部までダメージを受けている為、治療は非常に難しく、ダーマペンやフラクショナルレーザー治療で対応する美容皮膚科もありますが、当院ではレーザーを導入していません。
当院では副作用の無い安全なセルフケアを最も重視しています。
おすすめはECジェルと炭酸ガスパックの連続使用です。
炭酸ガスは皮膚の真皮へ酸素を送り込み、骨折や筋の断裂の回復を促す効果は証明されています。皮膚の真皮層への効果も同様であると考えています。
またECジェルや炭酸ガスパックは皮膚の水分量を増加させます。
当院でレーザー治療をしない理由としては、レーザーの回数を重ねることで乾燥したり、敏感肌になったり、ビニール肌と呼ばれる状態になったと訴える患者さんもいるため、ハイリスク・ハイリターンの治療は避けたいと考えているからです。
もちろん、中にはレーザー治療で効果があったと感じる患者さんがいることも確かですが、赤みや色素沈着にはターンオーバーの促進や炎症の抑制にLED(ヒーライト)とイプシロン酸とビタミンC誘導体のイオン導入の施術を勧めています。
・ニキビを治療する → 相澤皮フ科クリニック
・ニキビ痕のケア → 相澤スキンメディカルサロンLapis
・セルフケア(ホームケア) → HINアクネスラボ化粧品
上記の三位一体の治療スクラムでニキビ痕治療に臨んでいます。


