頬
頬ニキビの治し方
大人ニキビに悩んでいる方々に朗報!頬に生じたニキビの原因を解説した上で、具体的な治療法を紹介しています。正しいケアを行えば、どんなニキビも徐々によくなっていきますから、諦める前に当サイトをチェックしてください。
頬ニキビを治すためのケア方法
大人ニキビが発生しやすい部位の1つとして、頬が挙げられます。こちらでは頬に出来たニキビをケアする方法について、日常的なケア、皮膚科での専門治療の両面からご紹介させていただきますので、頬のニキビに悩んでいる方は是非ともご一読ください。ニキビの根本治療に至る最適な方法を解説しています。
一方の頬のみに発生するケース
時折見られるのが、右頬、左頬のどちらか一方にのみニキビが発生するケースです。この場合、主な原因は寝具の衛生状態であることが一つの原因ですが、よくわかっていません。普段眠るときの姿勢を思い返して、ニキビの多い頬を下にしていることが多いなら、枕や敷き布団に雑菌が繁殖しており、常に接触しているほうの頬に炎症を引き起こしているわけです。この場合は寝具を交換するなどして、頻繁にシーツ交換、洗濯をするだけで徐々によくなっていく可能性はあります。
両側に満遍なく発生するケース
これは乾燥肌、ホルモンバランスの乱れが原因である可能性が高いです。そもそも大人ニキビは、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモン優位になることで角栓が発生するか、あるいは角質層が乾燥することでバリア機能が低下するという原因、あるいは双方が原因で発生することが大半。男性ホルモンは緊張状態、不規則な生活リズム、ストレスなどが原因で増加しますので、規則正しい睡眠リズム、半身浴などのリラックス習慣を取り入れることでホルモンバランスは徐々に改善していきます。
医療機関での治療法は?
ニキビの治療法は各医療機関によって多岐にわたりますが、避けたほうが良い方法も存在します。特にオススメ出来ないのが、ケミカルピーリングとレーザー治療。特にピーリングは角質層を溶解して、肌バリアを一時的に破壊してしまうので、肌の弱い人はやめておいたほうが無難。今後のニキビ予防を含めた根本治療を目指すなら、男性ホルモンを抑制し、ホルモンバランスを女性ホルモン優位に整えるホルモン治療がオススメ。ちなみに男性ホルモンの過剰分泌を抑制する治療なので、男女関係なく有効です。
頬に発生したニキビのケア〜まとめ
左右一方の頬にだけニキビが多発する場合は、一つの原因として寝具に付着している雑菌の影響が疑われます。逆に、両側に発生しているのであれば、ホルモンバランス、乾燥といった内的要因による部分が大きいといえるでしょう。もしホルモンバランスによるニキビの可能性が高いのであれば、生活習慣を改善することがケアの基本。炎症が生じていたり、あまりにニキビが頻発するようであれば、専門機関でホルモン治療を受けるのがオススメです。
相澤皮フ科クリニック 院長
相澤 浩/ あいざわ ひろし
新しい「大人ニキビ」というフィールドに、追求心と探究心からのめり込んでいきました。初めての試みに、最初は試行錯誤の連続。それでも、こうして大人ニキビ治療を続け患者様から信頼されているのは、ホルモン研究を続けてきた産婦人科専門医としての経験と実績があるからこそです。産婦人科と皮膚科の両方の知識がなければ、成しえなかった結果です。
ストレス社会の現代では、「大人ニキビ」で悩む人がさらに増えていくことが予想されます。これまでに診察をしてきた初診患者は7万人以上。この貴重なデータをもとに、一人でも多くのニキビに悩む方々のために研究を重ねていきます。